石上神宮 天理市の一大行事 例祭
石上神宮では
10月14日から16日まで
例祭が行われます。
石上神宮最大のお祭りで
「ふるまつり」とも「田村渡(たむらわた)り」とも呼ばれています。
例祭当日は15日ですが、前日には宵宮祭、翌日には後宴祭が斎行されます。
15日には総勢200人にも及ぶ渡御行列も行われ、甲冑武士や馬に乗った衣冠姿の稚児、従者などが練り歩きます。御霊代を奉安する「御鳳輦(ごほうれん)」と呼ばれる神輿は県内最大規模で、華麗な時代絵巻が繰り広げられます。
日本最古の神社最大のお祭りで行列や御鳳輦を見るだけでもご利益がありそうですね。
御鳳輦は御霊代が奉安されているということもあって拝んでしまうような厳粛な雰囲気です。(実際見られる方は拝まれるようです。)
秋の平城宮跡へ みつきうまし祭り
興福寺 南円堂北円堂 同時特別公開
興福寺では10月17日から11月10日まで
南円堂と北円堂が特別公開されます。
初日の17日には大般若経転読会が厳修されます。
興福寺国宝特別公開2019 | イベント案内 | 年中行事とイベント案内 | 法相宗大本山 興福寺
慶派の始まりの大仏師・康慶とその実子の天才仏師・運慶。
父・康慶は南円堂、息子・運慶は北円堂の仏像制作を手がけました。
運慶の名前はそれほど仏像に興味がない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
運慶の作品はたくさんありますが、東大寺南大門の金剛力士像や大仏殿の脇侍菩薩像(虚空蔵菩薩、如意輪観音)、四天王像など東大寺の再興や南都復興に重要な仕事をしてます。
南円堂には国宝の
弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像、四天王立像
北円堂には国宝の
不空羂索観音菩薩坐像、法相六祖坐像、四天王立像
が安置されています。
南円堂の無著・世親菩薩立像の目には水晶が入っていて
初めて見たときにはそのリアルさにとても驚きました。
北円堂・南円堂の同時特別公開は今回も6年ぶり!
同時に見れるのはなかなかない機会ですのでぜひ見に行きたいですね!
春日大社境内 鹿の角きり 10月12~14日
10月12日、13日、14日に
鹿の角きりが行われます。
有料(大人1,000円、子ども500円)で観覧することができます。
鹿の角きりは江戸時代から約340年続いている、人と鹿の共生ための伝統行事です。
はじめに春日大社神職により角切り場内のお清めと行事の安全祈願が行われます。
その後、勢子(せこ)と呼ばれる人たちが
すごい勢いで走る鹿の角に十字という捕獲具の縄をかけて動きを止め
台付けという丸太に縄を巻き鹿をたぐり寄せて取り押さえます。
鹿を傷つけないように数人でおさえ、鹿をゴザに寝かせます。
神官が水差しで鹿の口に水を含み落ち着かせて角を切ります。
鹿は神の使い「神鹿」なので
切り落とされた角は神前に供えられます。
11時45分から15時までで最終入場が14時30分で完全入れ替え制となります。
1回の所要時間はだいたい30分ほどで一番初めの回が一番混むようです。
阿部文殊院 秋の寺宝展 秋の特別朱印
9月1日から11月30日まで
秋の寺宝展が開催されています。
金閣浮御堂は開運弁才天、阿倍仲麻呂公、安倍晴明公のご尊像、方位災難除けの九曜星など陰陽道に関する宝物をお祀りしてある御堂です。
内陣参拝ができ、秘仏・十二天の「水天」「羅刹天」「風天」が公開されます。
(十二天は東西南北の四方と東北・東南・西北・西南の四隅の八方、天、地、日、月とすべての方角を司る守護神です。)
また金閣浮御堂では「七まいり」という魔除け・方位災難除け祈願の願掛け修行場にもなっています。
昔から一生のうちに七つの思いがけない災難があるとされています。
「七まいり」はそうした七つの災難に遭わないように、どの方角に行っても災難が起きないように御堂の回廊をまわり七難を取り除き、堂内で服を得る参拝方法です。
また9月25日から10月15日の間は秋の限定朱印「秋の結縁うさぎ朱印」を授与していただけます。HPにも載ってますが、とてもかわいいですよ。
今の時期はコスモスも見ごろですね。
阿部文殊院では約30種のコスモスが植えられていて10月下旬頃まで見ごろのようですよ。