興福寺 南円堂北円堂 同時特別公開
興福寺では10月17日から11月10日まで
南円堂と北円堂が特別公開されます。
初日の17日には大般若経転読会が厳修されます。
興福寺国宝特別公開2019 | イベント案内 | 年中行事とイベント案内 | 法相宗大本山 興福寺
慶派の始まりの大仏師・康慶とその実子の天才仏師・運慶。
父・康慶は南円堂、息子・運慶は北円堂の仏像制作を手がけました。
運慶の名前はそれほど仏像に興味がない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
運慶の作品はたくさんありますが、東大寺南大門の金剛力士像や大仏殿の脇侍菩薩像(虚空蔵菩薩、如意輪観音)、四天王像など東大寺の再興や南都復興に重要な仕事をしてます。
南円堂には国宝の
弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像、四天王立像
北円堂には国宝の
不空羂索観音菩薩坐像、法相六祖坐像、四天王立像
が安置されています。
南円堂の無著・世親菩薩立像の目には水晶が入っていて
初めて見たときにはそのリアルさにとても驚きました。
北円堂・南円堂の同時特別公開は今回も6年ぶり!
同時に見れるのはなかなかない機会ですのでぜひ見に行きたいですね!