若草山 広々と奈良らしい景色
標高342mで33ヘクタールの芝生が広がります。
3つの笠を重ねたようにも見えることから三笠山とも呼ばれています。
奈良公園から歩いて坂道や階段を上がっていくと興福寺や東大寺周辺の賑やかさが嘘のように静かな芝生が広がっています。
麓にも神鹿がたくさんいて
とてものんびり過ごしています。
毎年1月の第4土曜日には若草山焼き・花火が行われます。
若草山の開山は3月から12月の間で南北2つのゲートがあります。
東大寺の大仏殿や二月堂方面からは北ゲート、
春日大社や飛火野方面からは南ゲートが近くなってます。
土日祝日に運行している「ぐるっとバス」では「若草山麓」までバスで行くことも可能です。
頂上からの景色は平成15年4月に「新日本三大夜景」にも選ばれてます。
奈良公園が一望でき
大神神社 日本最古の神社 パワースポット
大神神社は日本最古の神社といわれており、
パワースポットしても有名です。
御祭神が三輪山にお鎮まりになられているため
古来、御本殿がなく直接ご神体の三輪山に祈りを捧げています。
三輪山は昔から神様の鎮まる神聖なお山として禁足地となっていましたが
明治時代以降、「お参り」として特別に入山が許可されています。
入山できる日時や入山に関してのルールもあります。
入山する際には摂社の狭井神社で受付をし、「三輪山(参)登拝之証の襷」をかけて祓串にて自祓いをしてから入山となります。
神聖なお山であるため、本来は白装束で入山するのが正式ですが
この襷をかけることで白装束の代わりとなります。
標高は467mほどでそこまで高くはないですが
勾配がきついため
登拝はなかなかのきつさです。
途中でやめようかと思うほどです。
最近は途中で体調不良を起こし、消防署の出動もあるようなので
登拝をご検討の方は装備や体調管理に十分お気をつけください。
登拝された方の中には不思議な体験をした方も多く
頂上付近にたどり着いたときには特に
何とも言えない厳粛な雰囲気とすごいパワーを感じました。
石上神宮 天理市の一大行事 例祭
石上神宮では
10月14日から16日まで
例祭が行われます。
石上神宮最大のお祭りで
「ふるまつり」とも「田村渡(たむらわた)り」とも呼ばれています。
例祭当日は15日ですが、前日には宵宮祭、翌日には後宴祭が斎行されます。
15日には総勢200人にも及ぶ渡御行列も行われ、甲冑武士や馬に乗った衣冠姿の稚児、従者などが練り歩きます。御霊代を奉安する「御鳳輦(ごほうれん)」と呼ばれる神輿は県内最大規模で、華麗な時代絵巻が繰り広げられます。
日本最古の神社最大のお祭りで行列や御鳳輦を見るだけでもご利益がありそうですね。
御鳳輦は御霊代が奉安されているということもあって拝んでしまうような厳粛な雰囲気です。(実際見られる方は拝まれるようです。)
秋の平城宮跡へ みつきうまし祭り
興福寺 南円堂北円堂 同時特別公開
興福寺では10月17日から11月10日まで
南円堂と北円堂が特別公開されます。
初日の17日には大般若経転読会が厳修されます。
興福寺国宝特別公開2019 | イベント案内 | 年中行事とイベント案内 | 法相宗大本山 興福寺
慶派の始まりの大仏師・康慶とその実子の天才仏師・運慶。
父・康慶は南円堂、息子・運慶は北円堂の仏像制作を手がけました。
運慶の名前はそれほど仏像に興味がない方でも聞いたことがあるのではないでしょうか。
運慶の作品はたくさんありますが、東大寺南大門の金剛力士像や大仏殿の脇侍菩薩像(虚空蔵菩薩、如意輪観音)、四天王像など東大寺の再興や南都復興に重要な仕事をしてます。
南円堂には国宝の
弥勒如来坐像、無著・世親菩薩立像、四天王立像
北円堂には国宝の
不空羂索観音菩薩坐像、法相六祖坐像、四天王立像
が安置されています。
南円堂の無著・世親菩薩立像の目には水晶が入っていて
初めて見たときにはそのリアルさにとても驚きました。
北円堂・南円堂の同時特別公開は今回も6年ぶり!
同時に見れるのはなかなかない機会ですのでぜひ見に行きたいですね!