春日大社境内 鹿の角きり 10月12~14日
10月12日、13日、14日に
鹿の角きりが行われます。
有料(大人1,000円、子ども500円)で観覧することができます。
鹿の角きりは江戸時代から約340年続いている、人と鹿の共生ための伝統行事です。
はじめに春日大社神職により角切り場内のお清めと行事の安全祈願が行われます。
その後、勢子(せこ)と呼ばれる人たちが
すごい勢いで走る鹿の角に十字という捕獲具の縄をかけて動きを止め
台付けという丸太に縄を巻き鹿をたぐり寄せて取り押さえます。
鹿を傷つけないように数人でおさえ、鹿をゴザに寝かせます。
神官が水差しで鹿の口に水を含み落ち着かせて角を切ります。
鹿は神の使い「神鹿」なので
切り落とされた角は神前に供えられます。
11時45分から15時までで最終入場が14時30分で完全入れ替え制となります。
1回の所要時間はだいたい30分ほどで一番初めの回が一番混むようです。
阿部文殊院 秋の寺宝展 秋の特別朱印
9月1日から11月30日まで
秋の寺宝展が開催されています。
金閣浮御堂は開運弁才天、阿倍仲麻呂公、安倍晴明公のご尊像、方位災難除けの九曜星など陰陽道に関する宝物をお祀りしてある御堂です。
内陣参拝ができ、秘仏・十二天の「水天」「羅刹天」「風天」が公開されます。
(十二天は東西南北の四方と東北・東南・西北・西南の四隅の八方、天、地、日、月とすべての方角を司る守護神です。)
また金閣浮御堂では「七まいり」という魔除け・方位災難除け祈願の願掛け修行場にもなっています。
昔から一生のうちに七つの思いがけない災難があるとされています。
「七まいり」はそうした七つの災難に遭わないように、どの方角に行っても災難が起きないように御堂の回廊をまわり七難を取り除き、堂内で服を得る参拝方法です。
また9月25日から10月15日の間は秋の限定朱印「秋の結縁うさぎ朱印」を授与していただけます。HPにも載ってますが、とてもかわいいですよ。
今の時期はコスモスも見ごろですね。
阿部文殊院では約30種のコスモスが植えられていて10月下旬頃まで見ごろのようですよ。