興福寺 北円堂 特別開扉 南円堂と同時開扉!!
興福寺の北円堂は
日本で最も美しい八角円堂としても有名です。
興福寺創建の藤原不比等の一周忌に元明(げんめい)太上天皇と元正(げんしょう)天皇が鎮魂のためにお建てになったものです。
本尊弥勒如来坐像(みろくにょらいざぞう)、無著菩薩(むじゃくぼさつ)、世親菩薩(せしんぼさつ)、法苑林・大妙相菩薩(ほうおうりん・だいみょうそうぼさつ)、が安置されています。
以前、見に行ったときには無著菩薩、世親菩薩のリアルさに驚きました。
水晶をはめこんだ玉眼をしています。
無著と世親は5世紀に実在したインドの学僧です。兄の無著が弥勒から法相宗の教義である唯識を学び、世親が大成させたと伝えられています。
北円堂は普段は拝観することができず、春と秋の特別期間の2回特別公開されています。
今年2019年10月17日から2019年11月10日まで特別開扉されます。
この期間には南円堂も公開され、
北円堂・南円堂同時開扉されます!!