春日大社 禁足地
春日大社の第60次式年造替にて新しい順路として加わったところがあります。
「御蓋山浮雲峰 遥拝所(みかさやまうきぐものみね ようはいじょ)」、「後殿各社参拝所(うしろどのかくしゃさんぱいじょ)」です。
御蓋山「浮雲峰」は奈良時代初めに平城京守護のために鹿島神宮の神様が白鹿にお乗りになって鎮座された神聖な場所として今でも入山が厳しく制限されています。
春日大社の回廊から出たところ、(御蓋山山頂「浮雲峰」と本殿、平城京大極殿をつなぐ直線状にあるという)鳥居があり、そこから参拝することができます。
御蓋山は奈良時代よりも前から神様がお鎮まりになる神奈備(神体山)として崇められています。
綺麗な春日大社の回廊を抜けると少し雰囲気の違う「御蓋山浮雲峰遥拝所」があります。
そこから御蓋山浮雲峰へ参拝をするのですが、なんとも不思議な雰囲気を感じます。
そこに立つと目の前の御蓋山が神聖な場所というのがわかるような気がします。
「後殿各社参拝所」
後殿御門は140年ぶりの開門だそうです。(江戸時代には開いていて一般の方もお参りしていたようです。)
本殿の裏手に5社の末社があり、目の前まではいけませんが
後殿御門からそれぞれ参拝することができるようになりました。