平城京の中で中心となった場所で、天皇の即位や外国使節との謁見など国家の重要な儀式が行われていた場所です。
2010年に復元されました。
2011年に「第一次大極殿院建造物復元整備計画」が策定され、「築地回廊」「南門」「東西楼」「内庭広場」が順次復元されていくことになりました。
現在は「南門」の復元工事が行われています。
「素屋根」が組み立てられ、見学デッキがあるのでそこから復元工事を見ることができます。
大極殿のすぐ近くに「第一次大極殿院 復元事業情報館」があり、そこでは整備意義や目的などを資料展示や体験展示、CG映像で見ることもできます。
大極殿も情報館も無料で見れますよ。
大極殿の中には天皇がお座りになる「高御座(たかみくら)」や「鴟尾(しび)」など屋根の上についている飾りの模型などを見ることができます。
天井付近には四神が描かれていて、それもすごく素敵ですよ。
(四神‥青龍・白虎・朱雀・玄武)
これは以前(2015年)に以前に行った際に大極殿正面から朱雀門を撮ったものです。(画像悪くてすいません。)
現在は、この画像の真ん中あたりの人が出入りしているあたりに「南門」が復元整備されています。
その工事のため、毎年5月GW中に行われている「平城京天平祭」での儀式が今年(2019年)は「朱雀門ひろば」で行われました。
今までは大極殿院で行われていました。