四天王の多聞天は毘沙門天!
四天王とは仏教の世界の守護神です。
四天王は須弥山(しゅみせん:古代インド仏教の世界観で仏教世界の中心の山のこと)の中腹の東西南北に住んでいます。
それぞれ守る方角は
東:持国天(じこくてん)
西:広目天(こうもくてん)
南:増長天(ぞうちょうてん)
北:多聞天(たもんてん) です。
(色については見やすくするためなので意味はないです。笑)
四天王は天部という仏教世界のなかで神様のグループに属しています。
天部とは天界に住む神で仏様や仏法の守護神です。
多聞天は四天王の中でも最強と言われており、単独で祀られることがあります。
また多聞天は四天王のリーダーともいわれています。もとになったインドの神クベーラが北を守っており、仏教で北は鬼門とされています。多聞天はそこを守っていること、あとは宝塔をもっていることからリーダーということになったのではないかといわれています。
宝塔とは、仏舎利(ぶっしゃり:お釈迦様の遺骨)をおさめたものです。
相当大事なものですよね。