不空院では
10月26日から11月14日まで
秋の特別開帳が行われます。
不空院のご本尊・不空羂索観音坐像は東大寺法華堂の不空羂索観音立像と興福寺南円堂の不空羂索観音坐像とともに「三不空羂索観音」と呼ばれています。
11月10日までは興福寺南円堂も特別公開されていますし、
「三不空羂索観音」を一度に見るチャンスですね!
10月26日に
行基さん大感謝祭2019が開催されます。
2018年に行基さん生誕1350年を迎えました。
行基さんは奈良時代の僧で布教や治水工事、架橋工事などの慈善活動を行い、
(行基さんについては私の知識、語彙力ではまったくもって表現できませんので遠慮させていただきます。笑)
近鉄奈良駅前に行基さんの像が東大寺大仏殿の方角を向いて建っています。
行基さんは大仏建立に尽力されましたが、完成を見ることなく亡くなってしまいました。
行基さんの偉業を称え昭和45年に行基像が建てられ「行基広場」として親しまれています。
「行基さん大感謝祭2019」では
土木体験教室や鋳造体験などや
春日山原始林ワーク、ふすまランタンつくりなどの体験ブース
行基鍋などが堪能できる飲食ブースもあります。
15時30分からは
行基さんと一緒に大仏参詣も行われます。
また奈良国立博物館では同時開催シンポジウムも行われます。
大神神社では
10月24日10時から
大祭式で祭典が行われ
4人の巫女により神楽「うま酒みわの舞」の奉奏と
秋の収穫に感謝し、氏子の安全を祈る「秋の大神祭」が行われます。
2,000年の伝統をもつお祭りです。
午後からは三輪の町を子どもたちや太鼓台が練り歩き
最後に拝殿前へと集合します。
前日の今日23日は翌日の大神祭の無事を祈る秋の大神祭宵宮祭、
翌日の25日には大神祭が無事に執り行われたことを神前に感謝する秋の大神祭後宴祭が行われます。
標高342mで33ヘクタールの芝生が広がります。
3つの笠を重ねたようにも見えることから三笠山とも呼ばれています。
奈良公園から歩いて坂道や階段を上がっていくと興福寺や東大寺周辺の賑やかさが嘘のように静かな芝生が広がっています。
麓にも神鹿がたくさんいて
とてものんびり過ごしています。
毎年1月の第4土曜日には若草山焼き・花火が行われます。
若草山の開山は3月から12月の間で南北2つのゲートがあります。
東大寺の大仏殿や二月堂方面からは北ゲート、
春日大社や飛火野方面からは南ゲートが近くなってます。
土日祝日に運行している「ぐるっとバス」では「若草山麓」までバスで行くことも可能です。
頂上からの景色は平成15年4月に「新日本三大夜景」にも選ばれてます。
奈良公園が一望でき
大神神社は日本最古の神社といわれており、
パワースポットしても有名です。
御祭神が三輪山にお鎮まりになられているため
古来、御本殿がなく直接ご神体の三輪山に祈りを捧げています。
三輪山は昔から神様の鎮まる神聖なお山として禁足地となっていましたが
明治時代以降、「お参り」として特別に入山が許可されています。
入山できる日時や入山に関してのルールもあります。
入山する際には摂社の狭井神社で受付をし、「三輪山(参)登拝之証の襷」をかけて祓串にて自祓いをしてから入山となります。
神聖なお山であるため、本来は白装束で入山するのが正式ですが
この襷をかけることで白装束の代わりとなります。
標高は467mほどでそこまで高くはないですが
勾配がきついため
登拝はなかなかのきつさです。
途中でやめようかと思うほどです。
最近は途中で体調不良を起こし、消防署の出動もあるようなので
登拝をご検討の方は装備や体調管理に十分お気をつけください。
登拝された方の中には不思議な体験をした方も多く
頂上付近にたどり着いたときには特に
何とも言えない厳粛な雰囲気とすごいパワーを感じました。